墓石材(御影石・大理石)特徴とメンテナンスについて※スマホの方は、Googlechromeでご覧下さい。

お墓の建立の話題

おはようございます。10月4度目 土曜日の朝を迎えました。

今日は、朝から晴天の朝を迎えました。

★今日も感謝の気持ちを忘れずに一日を過ごします。

今日の天気は最高気温29℃最低気温25℃降水確率50%です

糸数盛夫(お墓ディレクター)
糸数盛夫(お墓ディレクター)

墓石に使われる主な石材は「御影石(花崗岩)」と「大理石(石灰岩)」です。それぞれに特徴とメンテナンス方法が異なり、選択次第で墓の美観や耐久性が大きく変わります。

以下3つのポイントに整理し、最後に総括します。

①耐久性と風化の違い

糸数CEO
糸数CEO

 御影石は火成岩で硬度が高く、風雨や酸性雨にも強いのが特徴です。

光沢が長く保たれ、墓石として最も一般的に用いられています。

一方、大理石は柔らかく吸水性が高いため、屋外使用では劣化や変色が起きやすいですが、独特の美しい模様と高級感があります。そのため屋内納骨堂やモニュメントに適しています。

②日常メンテナンスの基本

営業担当:上原
営業担当:上原

御影石は定期的な水洗いと柔らかい布での乾拭きで十分です。

洗剤を使用する場合は中性洗剤を薄めて使い、酸性・アルカリ性洗剤は避けます。

大理石は酸に弱いため、レモン水や酢を含む清掃剤で磨くと表面が溶ける恐れがあります。

汚れがひどい場合は石材専用クリーナーを使用し、乾燥後に撥水剤を塗布すると美観を保てます。

③長期的な保全と点検

糸数盛夫(終活ガイド上級)
糸数盛夫(終活ガイド上級)


墓石は10年を目安に専門業者による点検を受けるのが理想です。

目地の劣化、傾き、苔の発生などを早期に補修することで、石材の寿命を延ばせます。

特に沖縄など湿度の高い地域では苔や黒ずみが出やすく、年1~2回のクリーニングがおすすめです。

総括:墓石材(御影石・大理石)特徴とメンテナンスについて
糸数盛夫(お墓ディレクター)
糸数盛夫(お墓ディレクター)

御影石は「強さと永続性」、大理石は「美と個性」を象徴する石です。どちらを選ぶにしても、適切なメンテナンスが「故人への敬意」と「家族の心の安らぎ」を守ります。

自然石ゆえの風合いを活かしつつ、定期的な手入れで長く美しく保つことが大切です。

引用文献

日本石材産業協会『石材ハンドブック』2020年版

国立研究開発法人産業技術総合研究所「石材の劣化と保存技術」2022年

田中一夫『墓石と日本文化の関係性』東京出版、2019年

       今日も健康でこころ穏やかに過ごせますように。!

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