3月27日は、「さくらの日」について

広報：木村

3月27日は「さくらの日」として制定されています。

この日は、桜の美しさや文化的な価値に改めて目を向け、日本の自然や伝統を大切にするきっかけとなる日です。

ここでは、さくらの日に込められた意味や魅力を3つのポイントに分けてご紹介します。

１・語呂合わせと季節感から生まれた日

動画制作：晃浩

「さくらの日」は日本さくらの会によって1992年に制定されました。

3月27日という日付は、「3（さ）×9（く）＝27（さくら）」という語呂合わせに由来しています。

また、この時期は多くの地域で桜が開花し始める季節であり、春の訪れを実感できる頃でもあります。

長い冬が明け、自然が再び命を吹き返す中で、桜はその象徴的な存在として人々に喜びと希望を届けてくれます。

2.日本文化と桜の深い結びつき

広報：木村

桜は単なる美しい花にとどまらず、日本人の感性や価値観、そして文化に深く根付いた存在です。

古くは『万葉集』や『古今和歌集』にも多く詠まれ、現代に至るまで、桜は詩や歌、絵画、映画など、さまざまな芸術作品の中に登場しています。

★また、入学や入社など、人生の節目に桜が咲くことも多く、「新たな始まり」の象徴としても親しまれています。

さくらの日は、こうした桜の文化的意味を改めて見つめ直す大切な機会です。

3.自然と共に生きる心を育てる日

糸数CEO

桜の美しさは、そのはかなさにもあります。

満開の時期は短く、すぐに散ってしまう桜は、「無常」を感じさせる存在でもあります。

このはかなさの中にこそ、自然の尊さや命の尊厳を感じることができるのです。

★さくらの日は、単に花を楽しむだけでなく、自然と共に生きることの意味を考え、環境保護の意識を高める日でもあります。

桜を守るための植樹活動や、地域の清掃活動なども各地で行われています。