デジタル資産の整理術：新しい終活

クラウド時代において、デジタル資産の整理は重要な終活の一部となっています。

インターネット上でのアカウントやデータが増える一方、それを整理しないまま放置すると、家族や関係者が将来的に困ることがあるため、早めの対策が必要です。

ここでは、デジタル資産の整理方法を3つのポイントで解説します。

ポイント①デジタル資産のリストを作成

銀行口座やクレジットカードのオンラインサービス、SNSアカウント、メールアドレス、オンラインストレージ（クラウド）、サブスクリプションサービスなど、幅広く整理します。

これらのアカウント名、ID、パスワード、登録したメールアドレス、関連する重要な情報を1つのリストにまとめておくと、後々の整理がスムーズになります。

★このリストは、家族がアクセスできる安全な場所に保管し、定期的に更新しましょう。

ポイント②不要なアカウントやデータの削除

特に、古いSNSアカウントやオンラインストレージの中に保存されているデータは、そのまま放置しておくとセキュリティリスクになります。

利用規約に従って、削除や退会手続きを行い、個人情報が残らないようにします。

※また、不要なメールやファイルも整理し、データの管理を簡潔にしておくことで、家族にとっての負担も減ります。

ポイント③信頼できる家族や専門家と共有

特に、重要なアカウント情報やデジタル遺産に関する希望がある場合、家族と事前に話し合い、具体的な対応を伝えておくことが望ましいです。

また、弁護士や専門の終活アドバイザーに相談することで、遺産相続におけるデジタル資産の取り扱いについてアドバイスを得ることができます。

デジタル遺産の管理や遺言書の作成をプロの手を借りて進めることで、確実で安心な整理が可能です。

デジタル資産の整理術/新しい終活：まとめ

※早めに対応することで、家族や関係者の負担を軽減し、安心して未来を迎えることができます。