テーマ・~終活が必要となる背景を理解しましょう!~②
終活が広がる 社会的な背景①
2010年をピークに、人口は下がり始めていますそんな中
終戦直後の高齢者(65歳以上)は5%程度高齢者の人口割合は増え続け…
2065年には、人口の約40%を占めます。
20世紀初頭のように子供が多くて10人という時代には、分担して親の老後の世話や故人の後始末を行うことができましたが ⇓ ⇓ ⇓ 現代のように子供1人が珍しくない時代には、子供へ大きな負担はかけられない!そのため社会現象として“終活”が広がっています ※DINKSや、お一人様も増加しています (共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦)終活が広がる 社会的な背景②
一人暮らしの増加
(2035年には約半数の方が独身者になると言われています)⇓ ⇓ ⇓
健康寿命について 健康寿命を延ばし、平均寿命との差を小さくすることが重要! 日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、 2013年時点で男性が71.19年、女性が74.21年となっており、それぞれ2001年と比べると延びています。 しかし、2001年から2013年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)に対して、同期間における平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べて小さいことが分かります。ピンピンコロリという訳にはいかないのが現状
(老衰は死因の6%のみ)
核家族化について
核家族(「夫婦のみ」「親と未婚の子のみ」の世帯のことを言います)や単独世帯が増加する一方、三世代世帯は減少傾向に。⇓
親戚同士で支え合ってきたことが、今後は各世帯ごとに行うことが必要となる時代に。家族のありかたが変化:村 ⇒ 家族 ⇒ 個人
核家族や単独世帯が増えるにつれて、高齢者のいる世帯数も増加。
2015年現在、高齢者のいる世帯数は2372万4千世帯であり、
全世帯の47.1%を占める。
超高齢化社会の現状、核家族や単独世帯の増加に伴い、
⇒終活を検討することの重要さも増していきます!
終活が必要とされる理由(現在社会の様々な問題…)2035年には50%が独身者に…
大家族時代⇒核家族時代 ⇒無縁家族の時代に
【片付けの順番】
1:連帯保証人 2:相続人 3:他※血縁が濃い順 親族=3親等迄血族=6親等(相続権はありません) ※親族または血族に迷惑を掛ける?(受取り拒否は年々増加しています)2040年 死亡者数がピークに
『無縁死・孤独死の流れについて』
1、遺体の発見2、身元確認3、現場検証&検死 4、警察が親族の調査&連絡 ⇒整理ができていないから…親族・血族へたらい回しに 5、遺体と親族のDNA鑑定6、警察から遺品の受取り 7、葬儀 8、埋葬 9、部屋の片付け 10、各種手続き 11、相続「配偶者、子、孫、父母、祖父母、兄妹、甥姪」 12、相続人不在時は国庫没収(年間:約400億円) ※相続財産管理人が選ばれる(弁護士報酬も)、財産管理人が債権者などに財産を分配、さらに相続人を探し、特別縁故者(内縁)への分配となります。孤独で亡くなり引き取りのない人「無縁死」
年間:約3万2千人
終活を怠るとどのような問題が、発生するのか?
・大きな病気にかかってしまった・・・・ →頼れる医者(病院)が見当たらない。 認知症になってしまったら・・・ →自分の代わりに誰が財産を管理してくれるの? ・施設に入所することが必要に・・・ →どこ施設がいいのか? 身元保証人になってくれる親戚や友人がいない。 ・ペットを残して先に亡くなったら・・・ →誰が世話をしてくれるの? ・身寄りがいないけど亡くなったら・・・ →葬儀や埋葬、亡くなった後の手続きは誰がやるの? 遺言書を残しておかなかった・・・ →相続人間のトラブルに発展してしまった。 ・葬儀社の言われるがままに葬儀を行った・・・ →費用だけがかさみ、思わぬ出費に。 お墓はどうすれば・・・ →自身が希望する方法で埋葬して欲しい。 墓じまいの問題 次回から具体的な終活が必要とされる理由(現在の社会の様々な問題)について3回シーリーズでご説明させて頂きます。次回のテーマは、⇒終活の準備状況について説明さえて頂きます。
人生の終活に関する記事はこちらをご覧ください。
これからもあなたの人生の終活を
一緒に考えていきたいと思います。!
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