ジブン時間「ビヨンド・ユートピア 脱北ティル」鑑賞

コラム

おはようございます。恵みの朝を迎えました!

2024年3度目の2度目の金曜日がやってきました。

 ★楽しい週末の金曜日の一日をお過ごしください。

今日の天気は、最高気温17℃最低気温14℃降水確率20%です。
休日を利用してジブン時間を確保して「ビヨンド・ユートピア 脱北」鑑賞しました。

ジブン時間を確保して映画鑑賞を満喫しました。

鉄板の「脱北案件」。北朝鮮からタイまで亡命する5人家族にカメラが密着する臨場感

ドキュメンタリーの中でも、抜群に面白いテーマはいくつかあって、そのうちのひとつが「亡命もの」です。ここ2~3年だと、タリバン政権のアフガニスタンから家族4人で逃亡する「ミッドナイト・トラベラー」や、同じくタリバン案件でオスカー候補にもなった「FLEE フリー」。また、ISの跋扈するシリアを舞台にし、やはりオスカー候補になった「娘は戦場で生まれた」もこのカテゴリーに入るでしょう。

そんな、「亡命もの」と「北朝鮮もの」が一体化すると「脱北もの」

糸数盛夫
糸数盛夫

登場人物はけっこう多めですが、もっとも観客の興味を引きつけるのは、北朝鮮から逃亡する5人家族でしょう。そして、彼らの亡命を手厚くサポートするのは韓国の聖職者、キム牧師。

キム牧師は、こんにちの脱北の実体について非常に分かりやすく説明してくれます。例えば、若い家族が脱北を試みたとしましょう。彼らはブローカーを頼って隣国へと侵入します。この後の展開についてキム牧師は「若い女性は中国でアダルトチャットや売春業者、農村地帯の独身者に売られます。他にもドラッグや人身売買、多くの困難が脱北者を待ち受けているのです」と解説。

5人家族の逃避行は、北朝鮮→瀋陽→青島→ベトナム→ラオス→タイと途方もない距離を辿ってクライマックスを迎えます。何十人もの協力者と、何万ドルもの費用がかかっていることは容易に想像できます。

「このドキュメンタリー、誰がどうやって作ってんの?」というのは、私がドキュメンタリーを鑑賞するとき、頭の片隅にいつも持っている疑問です。本作の場合「この脱北者たちが逃げる費用、誰がどうやって払ってんの?」という疑問がそれと重なります。

本編を見ていると、夜の撮影には、暗視カメラや、照明器具なども用いているシークエンスもあり、撮影体制はかなり万全です。この映画そのものが、脱北家族の資金源になっていたことは間違いないでしょう。

この映画が完成して劇場公開されるいう事実が、それだけにとどまらない色んな成果を各者にもたらしているんだなという感情が、じわじわと込み上げてきます。一本の映画を見ただけで、こんな多彩な感慨を覚えることは滅多にありません。アカデミー賞にノミネートされる可能性も大ですね。注目しましょう。

今回の映画の主なあらすじ・感想       

映画の写真や記事はネットから引用させて頂きました。

生々しい手触りを持った脱北ドキュメンタリーで、自分にとっては相当な衝撃作だった。まずカメラの被写体となるのは韓国で脱北者の支援を行うキム牧師なのだが、ことの深刻さとは裏腹に、牧師はいつも温厚ででっぷりとお腹が出た体型。その佇まいからして癒しがある。そんな矢先、中国国境の山奥で幼児と高齢者を含む5人家族が見つかり、ブローカーからは彼らを支援するか否かの打診が。本作はブローカー数十人や支援者の手を介し、彼らが東南アジア経由の厳しいルートで脱出に挑む姿を記録した作品だ。
                     映画の内容等は全て、全てネットより引用しました。

★久しぶりに映画を鑑賞している途中で既に涙があふれ出で、途中から席を退席したい程に
残酷なシーンもありましたが、母親の愛の深さを改めて痛感させらる映画でした。

https://eiga.com/movie/97282/より記事:写真を引用しました。

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