お墓の施主様とや施工業者の間の想定できる問題(トラブル)?

沖縄終活案内所
糸数CEO
糸数CEO

今回は、コラムのテーマは、はこれまでに「実際にあったお墓の問題(トラブル)」に関する記事です。

お墓に関する事を本業としているみくにグループとしては決して無関係な事ではありませんし、起こりそうなトラブルを事前に回避するために体験等も踏まえてアドバイスをさせて頂きたいと思っております。

決して安い買い物ではないお墓の購入。購入を考えている方には充分な情報収集をおすすめしていますが、その調査内容に加えて欲しいのが「お墓に関する問題(トラブル)事項」です。

アドバイス

自分の希望通りのプランにするために都合の良い事柄ばかりに目を向けるのではなく、最悪の場合を予想しながら「マイナス面から学べること」にも目を向けましょう。

目次

お墓に関する問題(トラブル)について

糸数牧師(バルナバハウス前)
糸数牧師(バルナバハウス前)

正直な話、悲しいことではありますが、消費者センターにある相談の中にはお墓問題(トラブル)に係る事案も少なからずあります。


中にはお客様自身と業者やお墓の販売会社の営業マンとの間に生じる思い違いや意見の食い違いによる問題(トラブル)があります。

上記の場合は、着工前にしっかりとした打ち合わせを重ねる、重要事項の読み合わせ、二重確認など初歩的な手順をしっかりこなせば防ぐことの出来る問題(トラブル)です。つまり自分自身が気を付けることで十分防げる問題(トラブル)です。

また、なかなかこじれてしまう問題(トラブル)の内容としては「家族間の問題(トラブル)」です。こればっかりは、親族以外の人間が口を出すわけにはいかないので結論がうまくまとまらずに円満解決に至らないケースが多いです。

以下で詳しく書きますが、家族間でしこりを残してしまうと良い結果に結びつきにくいのが現状です。

お客様のご家族やご親族間の問題(トラブル)

大きな買い物である以上、予算の問題や今後お墓を守っていく決意などたくさんの問題をクリアしていかなければいけません。

広報:木村
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実際に家族や親族間の問題(トラブル)が大きくなって埋まらない溝になっていくケースもあります。

アドバイス

そうならないためにも事前にみんなを巻き込んで相談する事が大切なのです。それぞれの意思の確認は必須事項になります。自分の意見を持ちつつ家族の意思も尊重するのが理想のかたちです。

家族間の問題(トラブル)の解決策

動画制作:晃浩
動画制作:晃浩

問題(トラブル)になる前に打てる対策をしておくのが重要です。私共みくにではご本人様だけでなくご家族の皆様に可能な限りお話しを聞いて頂いたうえでの契約をおすすめしています。

ご家族それぞれの意見や思いなどをお伺いしたうえで、ご本人様の希望や意思と合わせて最適のプランや道筋をご提案させて頂いております。

事前にしっかりとした話合いを重ねる事で、家族間で生じてしまう問題(トラブル)を事前に防ぐ事が出来ます。「しっかり将来の事を共に考える」という意味でご納得を頂いたあとに契約を頂いています

第三者に間に入ってもらう事でいつもより冷静に話し合える事もありますので、信頼できる第三者、信頼できるお墓業者の意見を聞いてみるのも良いかもしれません。

アドバイス

家族の将来の事ですので、その場の感情に流されずにご自身とご家族と向き合って有意義に話し合えれば良いですね。

対業者の問題(トラブル)。こんなセールスマンには要注意!

数ある問題(トラブル)の中でも見積もり料金や着工後の支払いなど金銭をめぐる問題(トラブル)ブル、施工内容に関する問題(トラブル)や着工時期や完成の期間の認識のズレが生じた場合などお客様と業者の間で起こる問題(トラブル)が全体の約半数以上を占めています

こうした問題(トラブル)は上記でも記しているように、お客様とセールスマン、ご自身と施工業者など様々な人の間で発生します。前者の場合は、売りたい気持ちが先行してしまうセールスマンと買いたいができればじっくり話を聞きたいお客様の間で気持ちのせめぎ合いが発生します。

悪質な業者がいるのも事実、悪徳な業者の特徴、問題(トラブル)を回避する方法、事例の紹介、間違いや行き違いのないようにしましょう

ここで悪質なセールスマンは畳みかけるように都合の良いことしかお客様に伝えません。そのセールストーク、本当に信用して良いものなのか?不明な点はないか?などを消費者は見極めなければなりません

お墓の販売会社の事務所を見せたがらない

糸数CEO
糸数CEO

お墓の販売を契約する拠点の会社・事務所へのお客様が訪問して下さる事を嫌がり避けている。

この場合、事務所がアパートやマンション一室など簡易的な場所を設けていだけでその実態が不透明になっている場合があります。

極端な大幅な値引きを容易にしてくる

糸数CEO
糸数CEO

どの業界に限らずに商品の価格の安さ頼りな営業トークを繰り返すセールスは良いとは思えませんね。安いのは嬉しいかもしれませんが、それが本当に適正な価格なのでしょうか?

高いお金を出せば良い物が出来るわけでも、安いお金だから粗悪なわけでもありません。セールスマンから提示される大胆な値引き行為には注意が必要です。

競合他社の会社の批評をする

自分の会社のお墓の自社の商品を勧めたいのは気持ちを十分に理解できます。

しかし、だからといって競合他社を落とすような事を言うのはどうでしょう?根本的なモラルやマナー違反のような気がしませんか?

最終的にお客様に決めて頂く事なのでこのような事を言われるとお客様がどう感じるかを考えて頂きたいものです。

お客様に考える時間を与えず即決を求める

営業担当の立場でこの場で契約をとりたい営業にありがちなセリフとして「今日、決断するなら今なら○○割引きです!」「この価格は特別で今決めて頂くお客様限定です!」などがあげられます

お客様の不安や焦りを煽るような行為は良くないですね。反対にお客様に考える時間や心に余裕をもつ間を与えるセールスマンはお客様の事を考えていると言えるでしょう。

感情に訴えるような過剰なセールストーク

糸数CEO
糸数CEO

お墓の販売の営業マンの感情をむき出しにして契約を迫る、お客様の感情に訴えるセールストークをしてくる営業マンに気を付けましょう。

誰しも人間焦りが出ると喜怒哀楽の感情が表に出ることがあります。泣き落としなどがいい例で、「今月厳しくて…」などを言われても、契約とはまた別の話です。気が優しい方は感情が移入してしまいがちですが、冷静に対処しましょう。

施工業者との問題(トラブル)。こんな業者には要注意!

業者さんからはお客様に対して施工予算の見積もり、設計図や完成イメージの作成、施工の日程や完成時期の決定など工事に関する多くの事柄をお客様に正確に伝えなくてはなりません。

施工業者と直接相談ができる場合と間に仲介業者さんが入る場合があります。前者の場合は施工業者との契約になります。また大手企業ではこれらを自社による一括で行っていることが多いのでこの部類に入ります。後者の場合は施工業者との間に仲介業者が入って案内をしてくれます。

良し悪しは施工業者と仲介業者の関係で決まります。例えば、施工業者が「できない」と言っているのにも関わらず契約を1件でも多くとりたい仲介業者側が確認もせずに「できます」とお客様に言ってしまい結果、着工が出来ない等の問題(トラブル)が発生します。

もちろん全部がそういうわけではありませんが、ごく一部の悪質な業者が行った事がお客様に悪い印象を与えてしまいます。人が人を思い偲ぶ気持ちを、このようなかたちで裏切るようなことは決してあってはなりません。

※関連記事はこちら
お墓の工事開始時の工程と注意事項
計画を立て予算の範囲内でお墓を建てましょう

販売契約書を締結することなく全額前払いを要求する業者

何度も言っているようにお墓の購入は決して安い買い物ではありません。それなのにも関わらず、特別なお互いの合意事項があれば問題ありません。
契約書の締結しない中で完成前の時点で全額前払いを要求されるようであれば少し警戒した方が良いかもしれません。

法人会社なのか・社歴はどれ位あるかネット等で調査が必要です。

本来であれば前払い金または手付金は約5割~8割で完成後に残金2割を支払うという方法とまとまった金額を前払いしておいて完成後に残金を支払う方法が一般的です。
つまり、完成後に納得した上でのお支払いというスタンスですね。
※業者によって支払いの条件は様々です。

※一番大切な事は、しっかりとした契約書を締結して下さる事が一番大切です。

※関連記事はこちら
墓地やお墓の料金の支払いについて

アドバイス

私共みくにグループでは、お客様に時間をつくって頂いて施工過程を直接お客様に見学して頂く事を推奨しています。自身のお墓が出来上がっていく過程を直接見て頂く事で安心感と完成するまでの期待感をご一緒に実感して頂く事が出来ます。

墓石の販売会社の店舗や事務所、工事現場を見学させたがらない!

事務所や店舗の住所がマンションやアパートの一室になっている場合がまれにあります。

糸数CEO
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全部が悪質な業者だというわけでは決してありません。実際に事務所や店舗に経費をかけずに営業する業者もいます。

しかし一方でターゲットに狙いを定め、足しげく通い強引に契約を取り付けていく業者もいます。悪質な場合だと契約を取り付けた後に他の業者に丸投げしてしまうケースがあり、その場合工事を終えた後のアフターフォローがされないなど問題(トラブル)が生じてきます。

もし契約時の内容と相違している箇所がでてしまうと取り返しがつかない可能性が高いです。そうなるとお客様自身が泣き寝入りになってしまうかもしれません。

上記では最悪なパターンを想定したお話しですが、実際に被害に合われた方がいるのも事実です。そうならないために注意しておくことが大切です。

他の墓石販売会社を意識した大幅な値引きをする

ライバル業者との価格競争はどこの業界でもあることです。一概にそのすべてが悪いというわけではありませんが、ここでも注意が必要なポイントが存在します。

糸数CEO
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「他のところはどうでしたか?」「他店と比べてうちは…」「他店がその価格であればうちはその1割値引きしましょう!」などお客様の購買意欲を刺激するような言葉が出てくる事があります

そういう時にこそ冷静に対応しましょう。誠実な業者はお客様に合ったプランや予算設定を考慮したうえで、材料費や人件費、経費の諸々を算出して最適な見積もりを出しているはずです。

その見積もりを安易に値引いてしまうようではかえって怪しく感じてしまいませんか?値段が安くなる事は嬉しい事ですが、おいしい話にはより一層の注意が必要です。

打ち合わせなどの相談が安易で短時間で済んでしまう

大きな買い物をするのです。簡単に物事を決められる人の方が少ないと思います。じっくり考えたいのに、相談したい事があるのに簡単に済まされてしまう不安な気持ちが増していってしまいますね。

お墓の専門業者はこれまでに何件も契約、施工を経験してきてなれているかもしれません。しかしお客様は違います。人生に1度の大きな買い物をお手伝いする立場としてアドバイスをするのはお墓の専門業者のなかば義務のようなものではないでしょうか?

実際に充分な相談ができないまま完成を迎えてしまい、完成後のお墓を見て当初の設計と違う箇所が出てくるなど問題(トラブル)になったケースも存在します。その為にも契約書の締結は重要になってきます。

お客様は自身の不安が拭われないまま進んでいく工事をどのような気持ちで受け止めればいいのでしょうか?これは専門業者としてだけでなく人として考えなければいけない事なのです。

※上記ではあくまで気を付けて頂きたいポイントをお伝えしています。お墓は安い買い物ではありません。業者さんやセールスマンとの問題(トラブル)回避は正確な判断力と見極める目をもつ事が重要です。

アドバイス

お客様のご希望、気持ちに寄り添うのは明確な正解がなく簡単な事ではありません。私共みくにも常に心掛けている事です。お客様のご納得を頂かない事には何も始まりません。お客様の不安、心配事を一つ一つ取り除いていくことが地道ではありますが最善ではないかと考えます。

今回のコラムのまとめ

今回は「お墓に関する問題(トラブル)」についてお話しました。実際にあった事例だからこそ皆様に知って頂きたくこのテーマとさせて頂きました。人を思い偲ぶ気持ちが悪用されるなんてこんな悲しい事はありません。

私どももみくにグループお墓を本業としているからこそ、そんな悲しい思いをする方がいなくなる事を願っております。この記事を読んだ方はもちろんの事、お墓を購入する予定のお知り合いの方にこの記事の事を参考にお話しして頂ければ幸いでございます。

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