日本の高齢者における車いす・杖の使用割合【動画解説付】※スマホの方は、Googlechromeでご覧下さい。

霊園のバリアーフリーのお墓関連

糸数盛夫(お墓ディレクター)
糸数盛夫(お墓ディレクター)

高齢者(65歳)の全人口で車いすや杖の必要な割合を調査したのでご報告します。

ポイント① 要介護度によって大きく異なる使用率

糸数CEO
糸数CEO

日本の高齢者(65歳以上)の中で、車いすや杖の使用率は、その方の「要介護度」によって大きく異なります。

★特に要介護3~5の高齢者では、車いすを使用する割合が非常に高く、調査によれば、男性で約65.7%、女性で約66.0%が車いすを利用しています。

②杖の使用状況について

一方、要支援1~2の高齢者においては、杖を使用する方が多く、男性では約51.7%女性では71.8%に達します。


つまり、介護度が高くなるほど移動補助具の必要性も高まり、それに応じて使用率が上昇する傾向があります。

ポイント②健康な高齢者でも一定の割合が杖を使用

糸数盛夫(お墓ディレクター)
糸数盛夫(お墓ディレクター)

介護認定を受けていない、比較的健康な高齢者の中でも、移動時の不安定さや安全確保のために杖を使用する人は少なくありません。


ある調査によれば、介護認定のない高齢者でも、男性の約5.7%、女性の約9.2%が日常的に杖を使用しているという結果が出ています。

これは、高齢になると筋力の低下やバランス感覚の衰えを感じやすくなるため、転倒予防として自発的に杖を利用する方が増えていることを意味しています。

③全体として高齢者の約1〜2割が移動補助具を必要としている

糸数盛夫(エンディングノート講師)
糸数盛夫(エンディングノート講師)

日本の高齢者人口は約3,600万人(総人口の約30%)とされています。

★そのうち日常生活で車いすまたは杖を必要としている人の割合は、概ね15〜20%と見られています。

これは、介護度の高い方に限らず、加齢に伴う体力低下や慢性的な疾患、視覚・聴覚機能の低下などが要因で、移動補助具が欠かせない生活を送る高齢者が相当数存在することを示しています。

特に85歳以上の高齢者になると、その割合はさらに上昇し、外出や日常生活の中での移動手段として不可欠な存在となっています。

日本の高齢者における車いす・杖の使用割合:まとめ

糸数盛夫(エンディングノート講師)
糸数盛夫(エンディングノート講師)

終活にこのように、車いすや杖の使用は高齢者の生活の質と安全を守る重要な要素であります。


★今後さらに高齢化が進む日本社会においては、これらの支援を前提とした

お墓のバリアーフリーの墓地の環境整備サービスの拡充がますます求められています。


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