エンデイングノートの主な目的について【動画解説付】※スマホの方は、Googlechromeでご覧下さい。

エンデイングノート関連

糸数盛夫(エンディングノート講師)
糸数盛夫(エンディングノート講師)

エンディングノートの主な目的は、本人の意思を明確にし、家族や関係者に安心と円滑な対応をもたらすことにあります。



エンディングノートに自分の希望や思いを記すことで、家族や遺族があなたの意向を理解しやすくなります。

①医療や介護の希望、②財産の分配、③葬儀の形式などを具体的に書き留めることで、後に残る家族がスムーズに対応できるようになります。
また、エンディングノートは法的効力はないものの、遺言書と併せて使用することで、より確実に自分の意志を伝える手段となります。

① 自分の意思を「見える化」するため

糸数CEO
糸数CEO

エンディングノートは、医療、介護、葬儀、相続などに関する希望や考えを文章として残すツールです。

これにより、自分が望む生き方や最期の迎え方を、元気なうちに整理して伝えることができます。

特に延命治療の希望や介護の方針は、本人の口から直接伝える機会が失われる場合もあるため、事前の記載が大きな意味を持ちます。

意思が明確であれば、周囲もその選択を尊重しやすくなります。

② 家族への負担を軽減するため

糸数盛夫(お墓ディレクター)
糸数盛夫(お墓ディレクター)

死後に発生する様々な手続きや判断を、遺された家族だけに委ねることは、精神的・時間的な負担が大きくなりがちです。

エンディングノートには、銀行口座、保険、年金、加入しているサービスの一覧や解約方法なども記載でき、実務的な混乱を避ける助けになります。

★また、葬儀の形式や希望する供養の形をあらかじめ共有することで、家族間の意見の食い違いや争いを未然に防ぐことが可能です。



①自分や家族の宗教や信仰、生活スタイルに合った埋葬方法を選ぶことが大切です。
また、後々の管理を考慮し、②家族にとって無理のない場所や形式を選ぶことも重要です。
③お墓の管理費や維持費についても事前に調べておくことで、遺族に過度な負担をかけずに済みます。

3・遺言書の作成と法的手続き

糸数盛夫(エンディングノート講師)
糸数盛夫(エンディングノート講師)

エンディングノートと併せて、法的効力を持つ遺言書の作成も重要です。



★遺言書には財産の分配や相続人の指定、特定の遺産の処分方法などを明記することができます。

公正証書遺言にすることで、①法的なトラブルを避け、確実に自分の意志を反映させることができます。また、遺言執行者を指定することで、
②遺言の内容を確実に実行するための手続きを円滑に進めることができます

まとめ:家族とのコミュニケーション

糸数盛夫(エンディングノート講師)
糸数盛夫(エンディングノート講師)

終活において最も重要なのは、家族とのコミュニケーションです。


★自分の希望や意向を家族と共有することで、終活に対する理解を深めてもらい、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

また、終活を通じて家族と話し合う機会を持つことで、家族の絆を深めることができるでしょう。家族全員が安心して自分の人生の最期を迎えられるよう、日頃からコミュニケーションを大切にすることが終活の成功の鍵となります。

これらの3つのポイントを押さえることで、終活がより充実したものとなり、自分自身も家族も安心して日々を過ごすことができるでしょう。

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