8月11日「山の日」です

糸数CEO

8月11日山の日について調べてみました。

① 制定の背景と目的

糸数盛夫

山の日は2014年に制定され、2016年から施行された比較的新しい国民の祝日です。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが目的で、山に関する祝日としては日本初の試みです。

日本は国土の約7割が山地で、古くから信仰や文化、生活の基盤として山と共に歩んできました。

山の日の制定には、都市化や生活様式の変化で自然との関わりが薄れつつある現代人に、

改めて自然との距離を近づけてもらいたいという願いが込められています。

②山の恩恵と文化的価値

動画制作：晃浩

山は単なる景観や観光資源にとどまらず、水資源の確保や生態系の維持、防災機能など、私たちの生活に欠かせない役割を果たしています。

また、日本各地には山を神聖視する山岳信仰や、山を舞台とした祭りや伝統行事が多く残されています。

登山やハイキングを通じて、四季折々の自然の美しさや厳しさを体感することは、心身のリフレッシュだけでなく、自然保護意識を高めるきっかけにもなります。

山の日は、こうした山の恵みと文化的価値を再認識する良い機会です。

③安全登山と未来への継承

糸数CEO

山の日は、登山やアウトドアを楽しむ人が増える日でもありますが、それに伴い事故や遭難の危険も高まります。

事前の計画、適切な装備、気象情報の確認など、安全登山の知識と準備は不可欠です。

また、気候変動や開発によって山の環境が変化しつつある今、自然を次世代へと引き継ぐための保全活動も重要です。

子どもたちに山の魅力や大切さを伝えるイベントや教育活動を通じて、山の日は単なる休暇ではなく、「自然と共生する文化」を未来へつなぐ契機となります。