エンデイングノートを書かないデメリットとは？【動画解説付】※スマホの方は、Googlechromeでご覧下さい。

糸数盛夫（エンディングノート講師）

エンディングノートの主な目的は、本人の意思を明確にし、家族や関係者に安心と円滑な対応をもたらすことにあります。

あなた様が、ご自身の為に書いておくことで、残された家族は様々な決め事や手続きを進めやすくなります。

解約しなければならないサービスのことや、資産のこと、葬儀内容をはじめ、供養方法、
家族へのメッセージなど、記入していくアイテムです

エンディングノートに自分の希望や思いを記すことで、家族や遺族があなたの意向を理解しやすくなります。

①医療や介護の希望、②財産の分配、③葬儀の形式などを具体的に書き留めることで、
後に残る家族がスムーズに対応できるようになります。

エンディングノートを書かないことには、いくつかの重要なデメリットがあります。

以下に、その主な3つのポイントをご説明します。

① 家族に精神的・時間的な負担をかけてしまう

糸数CEO

エンディングノートには、医療や介護、葬儀の希望、財産の所在などが記されることが多いですが、

これを準備していないと、家族は判断に迷い、精神的にも大きな負担を抱えることになります。

例えば、延命治療を希望していたかどうかが分からなければ、家族は重い決断を迫られ、後悔を残すことも少なくありません。

また、口座や保険の情報が整理されていない場合、必要な手続きに何倍もの時間がかかり、手続きミスや遅延が生じる可能性もあります。