なぜデジタル終活が必要なのでしょうか?
デジタル終活とは、何か?
自分が死んだら、パソコンやスマートフォンのデータはどうなるのでしょうか?
残された家族にもめごとが起きないようにデジタル分野に気を配り、日頃から対策を考えておくことが必要となります。
「デジタル終活」とは、デジタル分野の終活のことをいい、一般的にデジタル
遺品といわれるものを整理しつつ、終活全体を考えていくことを総称して呼びます。
本質的には、従来の終活とデジタル終活に大きな差はありませんが、苦手意識がある人が多いのも事実です。
また、デジタルデータに関わるトラブルに直面しやすいのは、
デジタル分野に不慣れな高齢者ではなく、日常的にデジタル機器を
使う40~50代と言われています。
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普通の「終活」の認知度が90%を超えているにもかかわらず、
「デジタル終活」
を知っていると答えた人の割合は30%程度と言われています。
現代は、⇒誰もがインターネットを使う時代となっています。
現代社会において、デジタル機器は「生活や暮らしに欠かせない存在」となっていることがわかります。誰もが「デジタル終活」を意識しないといけない時代に突入しています。
スマホがない生活が想像できますか?
現代社会において、スマホは生活に必要なアイテムとなっています。 ①知人とすぐに連絡がとることができる。 ②コンビニ等で買い物をしたときにスマホで決済する。 ③待ち合わせをするときにLINE等でやり取りを行う。 ③電車に乗るときにアプリで時刻表を調べる。等こちらは、ある家族に実際に起きた事例です。
50代のお父さんが急逝し、家族が知人の連絡先やお金を管理している銀行を確認しようとしたところ、すべてスマホやパソコン上で管理しているようでした。
銀行等を含めたパスワードはもちろん、スマホやパソコンを開くパスワードが記載されたメモなども一切残っておらず、大変困惑しています。
こういった事例は今後増えると思いますが、現状では、たとえ家族であっても携帯会社に頼んでスマホを開くアカウント情報を教えてもらうことはできません。
今のスマホは、指や顔などの「生体認証」や「高度な暗号化」に守られており、ログインアカウントを知らない第三者がアクセスすることは不可能となっています。
万が一のことを考えると、今すぐにでもスマホやパソコンの管理が必要であるということはイメージできると思います。
デジタル終活のポイント①
最低限スマホやパソコンを開く「ログイン情報」を伝える準備だけはしておく
特に、今はスマホは「生きるための鍵」としても最重要な機器となっています。 万が一のことがあった場合、遺族は必ずスマホやパソコンを開こうとします。それは、遺族にとっても大切な物が入っているからです。 スマホやパソコンさえ開くことができれば、残した記録を調べて、デジタル資産の内訳を知ることができます。 また、アカウントのパスワードが不明でも、本人メールやSNSを使えば、パスワードの再発行もできますので、SNSに訃報を掲載することも可能です。 現在のスマホは、ログイン情報が分からないと開くことができず、最新の機種では、専門の業者に高額の費用をかけて依頼しても不可能になるケースが多いです。 終活に関する記事はこちらをご覧ください。これからもあなたの人生のセカンドライフ・キャリアを
一緒に考えていきたいと思います。!
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