終活セミナーとは?終活セミナーに参加するメリットを業界関係者が紹介

沖縄終活案内所

終活に興味がある方や、自分の力で終活をはじめてみたものの、終活に関する疑問や正しい始め方が分からずに困っている方が多くいます。そのような方には、終活セミナーに参加することをおすすめします。しかし、終活セミナーではどのようなことが行われているのか分からず、正しいセミナーの選び方が分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、終活セミナーへ参加することのメリットや、セミナーを選ぶ際のポイントを紹介します。

目次 [非表示]

終活セミナーで収集できる情報

終活セミナーとは、終活に興味がある方を対象に終活の専門家が説明を行い、終活に対する理解を深めてもらうためのセミナーです。終活セミナーでは、どのような情報を収集することができるのか紹介します。

独学では学べない知識や最新情報を収集することができる

終活セミナーの講師は終活におけるプロフェッショナルであるため、独学では学べない終活の知識を学ぶことができます。
また、終活は法律に関係する内容を多く含みますが、改正頻度が多い内容もあるため、専門家による正しい手ほどきが必要な場面も出てきます。ですが、収集したい情報は人によって異なるため、自身が必要とする終活セミナーを選んで受講しましょう。

地域性に合った終活の情報を収集することができる

終活の情報は書籍やホームページに数多く記載されていますが、地域性が関連してくる終活の情報までは収集しきれないことがあります。全国各地域で終活セミナーを開催している主催会社の場合、地域性に合った最新情報を収集できるセミナーを開催していることがあります。

終活セミナーへ参加するメリット

終活セミナーへ参加することにより、最新の情報やセミナーでしか得ることのできない情報を収集できます。その中で、終活セミナーに参加することで、どのようなメリットがあるのか紹介します。

1:遺言書の作成方法を学ぶことができる

自筆で遺言書を作成する「自筆証書遺言」は、民法上で決められている要件を満たしていないと無効になる恐れがあります。そのため、独学で正確な遺言書を作成するのは大変難しいです。終活セミナーでは、専門家から自筆証書遺言の作成方法や規則を学ぶことができます。初心者から上級者まで、参加者のレベルに合わせて学べるセミナーもあります。

2:相続税、贈与税、相続手続きを分かりやすく学ぶことができる

終活でお金の計算が必要な内容に、相続税や贈与税などがあります。これらの計算は複雑で法改正も多く専門知識も要するため、難しく感じることでしょう。しかし、税金の計算や相続手続きは、終活において大切なため、最低限でも身につけることが必要です。
終活セミナーでは、相続に必要な手続き方法や、相続税、贈与税などの計算方法に関して、初心者向けから知識のある方向けまで、参加者のレベルに合わせ内容を変えているものもありますので、自身のレベルに合ったセミナーを選ぶことができます。

3:終活に対する意識変化としての場

終活という言葉にマイナスのイメージを持ち、終活を避けてしまう方がいることも事実です。しかし、終活は人生の最終章を彩るために不可欠であり、決して後ろ向きな取り組みではありません。
終活セミナーには終活に興味関心のある方が集まり、講師を交えて意見交換の場を持つことができます。
終活セミナーの魅力は、終活をポジティブな視点でとらえ、前向きな意識へ自然と導いてくれる環境にあります。講師や参加者と直接やり取りできるセミナーが多く、終活に対するモチベーションの向上につながります。「なぜ終活を行うのか」目的を明確化するのは大切なことです。

4:終活に対する不必要な時間とコストを節約

終活はやることが多く、多岐にわたる知識が求められます。そのため、効率良く行わなければ不必要な時間やコストが増大してしまい、終活が先に進まず想像以上にコストもかかり、家計を圧迫してくることも考えられます。
家計への負担や時間の浪費を防ぐため、終活セミナーでは専門家が効率的に終活を進めていくためのノウハウや、無駄なコストを削減するための情報を提供してくれます。

5:死に対する不安の軽減と心の安定を得ることができる

終活を進める中で死と向き合い、自身の幕引きをイメージしたり言語化することで、死に対する不安の軽減や、心の安定を得やすくなります。
さらに終活セミナーでは、人生の幕を美しく降ろす準備の大切さを改めて自覚できる場になるかと思います。

6:おひとりさまの終活に対する不安を軽減することができる

周りに終活の相談ができる相手がいないため、1人で終活を行わないといけない場合、十分な対策ができているのか不安に感じることがあると思います。特に、家族に相談することが難しい状況におかれている場合、不安感が大きくなります。その中で、おひとりさまの終活対策に大きな手助けとなる内容のセミナーに参加することで、終活の不安を和らげてくれます。

 終活セミナーを選ぶ時のポイント

終活セミナーは、多岐にわたるテーマと主催会社によって内容が異なることがあります。自らの人生設計や価値観に合ったセミナーを選択することは、有意義な終活の第一歩となります。そこで、終活セミナー選びで重視すべきポイントを紹介します。

1:セミナー内容の適切性を確認

終活セミナーを選ぶ際に、「詳しく学びたい内容のセミナーであるか」を最初に確認してください。例えば、「終活とは何か」について解説するセミナーであった場合、終活に興味を持ちはじめた方と、既に終活をはじめているが終活の意義を学び直したい方では、セミナーで学びたい「終活とは何か」の内容が変わってきます。
また、終活を行う方は「家族がある方、体の不自由な方、おひとりさま」など、家庭環境や健康状態によっても学びたい内容が変わってきます。そのため、終活セミナーの内容をよく吟味して、自分にとって適切な内容であるか判断してから申し込むことが重要です。

2:セミナーを開催する会社や講師の情報を確認

終活セミナーの名のもと、終活詐欺の被害に遭う方も少なくありません。終活セミナーを選ぶ際には、主催会社と講師が信頼できるか、念入りに調べましょう。
終活セミナーを検討する際には、主催する会社の名前や、講師の名前をネットで検索することは重要です。検索した結果、有名なインターネットメディアや、新聞・雑誌社などが運営する信頼性の高いインターネットメディアにポジティブな情報が紹介されている場合は、信頼性の高い終活セミナーを実施している会社であるといえます。
また、口コミや評判を自由に書けるサイトの内容は、信頼性を見るための一つの指標になりますが、主催会社が自社のポジティブな内容を自作自演で書いたりすることもあるため、注意が必要です。
詐欺行為を行っている旨の口コミや評判が多数の主催会社は、全ての内容が事実ではないかもしれませんが、候補から外した方が良いでしょう。

3:有料or無料であるかを確認

終活セミナーは無料なものと有料なものがありますが、確認せずに申し込んだ結果、後から有料だと分かりキャンセルされる方がいます。申し込み前にセミナーが有料か無料かは忘れずに確認しましょう。

4:セミナーのサポート体制を確認

終活セミナーを受講した中で「疑問や要望」があれば、対応頂けるか確認することも重要です。
セミナーの終盤に質疑応答の時間を設けていることが多いですが、時間内に質問ができないと疑問や要望を残したままになってしまいます。そのため、セミナー終了後にも質問や要望を伝えることができる場所があるか、申し込み前に主催会社へ確認してみることをおすすめします。
ただし、セミナー終了後、長時間に渡り質問や要望を伝えるのはセミナー外のやり取りとなるため、主催会社に大きな迷惑をかけてしまう恐れがあります。そこで、主催会社へ迷惑をかけない様に回答をもらう期間に余裕を持つことや、時間をかけ過ぎずに質問や要望を伝える準備はしておいた方が良いでしょう。

一般社団法人 終活協議会では終活の不安や悩みごとを解消するセミナーを開催しています

終活セミナーについて解説しましたが、一人ひとり受講すべきセミナーの内容は異なります。これから終活をはじめたい方は終活の内容について全体を網羅したセミナーを受講し、終活の特定分野だけ学びたい方は内容に合わせた終活セミナーを選び、主催会社や講師のプロフィールなどを調べ、「信頼性が高く、自分にとって意味のあるセミナーか」を確認することが重要です。
一般社団法人 終活協議会では、終活の必要性や進め方など、初歩的な内容をテーマにした無料セミナーを全国で開催しております。
終活の知識が豊富な講師が、終活の進め方などを分かりやすく丁寧にお伝えするセミナーを開催しています。
お陰様で、多くの参加者から「満足度の高い終活セミナーへ参加することができた」と、ご好評をいただいております。
もちろんセミナー後に当社サービスとの契約を迫るような悪徳な営業は一切無いので、お気軽にご参加ください。セミナーのスケジュールやご予約については、下記のページをご覧ください。

終活無料セミナー予約ページ

監修

菊田あや子

菊田あや子終活協議会理事下関市出身、日本大学芸術学部放送学科卒業。
在学中にラジオでプロデビューしワイドショーリポーターで全国を飛び回る。90年代のグルメブーム以降、「日本一食べている女性リポーター」となりグルメ・温泉・旅番組で、持ち前の明るいキャラクターで活躍。
近年は「食育」「介護」等の内容で全国に講演活動中。
2020年最愛の母を94歳で看取り、一般社団法人終活協議会と出会い理事に就任。
還暦のおひとり様であり終活の必要性を広く発信中。

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